
Vectr
WebGPUで組んだBtoBサイト。3DシーンをWeb WorkerのOffscreenCanvasに逃がし、メインスレッドを空けている。
- サイトURL
- https://www.vectrfl.com/
- クレジット
- Utsubo
- 使用技術
- Three.js WebGPUWebGLフォールバックOffscreenCanvasAstroLenisTaxi.js
発電所などの重要インフラで計画外停止が起きたとき、審査済みの作業クルーを短時間で編成して送り込む、というAI人材マッチング企業 Vectr のコーポレートサイト。制作は Utsubo。ブランディングから一括で手掛けた案件で、2026年7月11日に Site of the Day と Developer Award を同時受賞しています(総合7.18、開発7.56)。
レンダリングは Three.js の WebGPU バックエンドが主で、非対応環境には WebGL フォールバックが用意されています。さらに3Dシーンは OffscreenCanvas 経由で Web Worker 側に描かせ、メインスレッドをスクロールとページ遷移のために空けています。シーンは Blender で作って GLB で書き出し、Draco圧縮とWebP変換、テクスチャ縮小を通すパイプラインで3Dペイロードを約80〜95パーセント削減した、と制作側が公開しています。
【参考になるポイント】
・重い描画パスを読み込む前にGPUの能力判定を行い、WebGPU / WebGL のどちらを使うかを実行時に決めている
・繰り返しジオメトリはインスタンシングでドローコールとメモリ使用量を削減
・ページ遷移は Taxi.js、スクロールは Lenis。ただし Lenis はデスクトップのみに適用し、モバイルはネイティブスクロールを維持している
・ビルドは Astro と Vite、スタイルはトークン駆動のSCSSデザインシステム。応募フォームの入力途中は LocalStorage に保存され、セッションをまたいで復元される
・アナリティクスもCookieも第三者トラッカーも既定で入れないプライバシー優先構成。Lighthouse は Performance 94 / Accessibility 98 / Best Practices 100 / SEO 100(いずれも制作側の公表値)
・※WebGPU利用と数値は Utsubo のケーススタディ記載に基づく。実バンドル内の WebGPURenderer や TSL の記述までは未確認
