Porsche Car Configurator
クラウド側のUnreal Engineでレンダリングした映像をストリーミングする自動車コンフィギュレーター。描画品質が端末のGPUに依存しない設計。
- クレジット
- Porsche AG / Porsche Digital / MHP
- 使用技術
- Unreal EngineピクセルストリーミングAWSPorsche Design System
ポルシェ公式コンフィギュレーターの入口。718 / 911 / Taycan / Panamera / Macan / Cayenne からモデルラインを選び、ボディカラー、ホイール、内装、オプションを組み上げていきます。
技術的に面白いのは、これがブラウザ内のWebGLではないこと。ポルシェは従来の2D事前レンダリング画像方式からクラウド3Dへの移行を進めており、MHPの Elastic Content Platform を土台に、Porsche Digital が構築した Porsche Rendering Solution と Unreal Engine を組み合わせ、AWS上でレンダリングした結果をブラウザへストリーミングしています。端末のGPU性能に依存せず、Web・アプリ・ディーラー店頭のディスプレイに同じ描画を配信できるのが狙いです。
【参考になるポイント】
・サーバーサイドレンダリング+ストリーミングは、three.js製コンフィギュレーターとちょうど逆のトレードオフ。ダウンロードサイズとクライアントGPUの代わりに、帯域とセッションごとのGPUコストを払う
・ひとつのレンダリング基盤をWeb・アプリ・店頭で共有することで、チャネルをまたいだビジュアルの一貫性を担保している
・シェル部分はオープンソースの Porsche Design System(アセットは cdn.ui.porsche.com 配信)で作られており、3Dキャンバスを囲むUIコンポーネントを公開ドキュメントから追いかけられる
・porsche.com/international/modelstart/ → models.porsche.com → configurator.porsche.com とホストが機能ごとに分かれている。多市場向けコンフィギュレーターのURL・ロケール設計として参考になる
・※このモデル選択ページ自体は静的なレンダー画像で、インタラクティブな3Dは各モデルのコンフィグ画面に入ってから。Unreal/MHP/AWS の構成は業界紙の報道に基づくもので、ページのソースからは確認できない
