
Lusion
英国ブリストルのリアルタイム特化型クリエイティブスタジオ。ポートフォリオ自体が常駐する一枚のWebGLキャンバスで、読み物としてのUIはDOM、背景は3Dという層構成をとっている。
- サイトURL
- https://lusion.co
- クレジット
- Lusion Ltd(Bristol, UK)
- 使用技術
- Three.jsWebGLGLSLAstroカスタムシェーダ
イギリス・ブリストルを拠点にするクリエイティブスタジオ Lusion のポートフォリオサイト。自らを「リアルタイム/開発重視のクリエイティブスタジオ」と説明し、WebGL・フロントエンド・Unity/Unreal・インスタレーション・AR/VRまでを手がけています。
配信されているHTMLを見ると、構成がそのまま読み取れます。Astroで生成された静的ページの上に、意味のあるマークアップを持つ <div id="ui"> のオーバーレイ、その背後に全画面の <canvas id="canvas">、さらにページ遷移専用の <canvas id="transition-overlay"> が別途用意されています。SEOとアクセシビリティのためのDOMを保ったまま、その裏で常駐するGLシーンを回し続けるための、きれいな分離のしかたです。
バンドルは約1.25MBのJSひとつ。中を見ると Three.js の REVISION は 158 で、インラインのGLSLフラグメントシェーダが100か所以上、ShaderMaterial の参照が45か所あります。つまり見た目の個性は既製マテリアルではなく、自作シェーダで作られています。
【参考になるポイント】
・UI用のDOM、常駐WebGLキャンバス、遷移専用キャンバスを明確に分けるレイヤー設計
・ビジュアルの主役を ShaderMaterial + 自作GLSLで作り込んでいる
・スタジオ自身が公開したケーススタディでは、布のシミュレーションをHoudiniで事前計算してArrayBufferとPNGに焼き込み、66フレームぶんをわずか11キーフレームに圧縮して実行時に補間する手法を解説している(※これは以前のバージョンの制作記事なので、現行ビルドで同じ手法が使われているかは未確認)
・自己申告で Awwwards 58件(Site of the Year含む)、FWA Site of the Year、CSSDA Site of the Year など受賞多数
