Vercel、デプロイ保管領域を従量課金化 1GBあたり月0.10ドル
Vercel 公式チェンジログ公式発表
Vercel料金改定デプロイインフラ
Vercelが「Deployment Storage」の計測と課金を開始した。単価は1GBあたり月0.10ドルで、対象は新規のProおよびEnterpriseチーム。ロールバック可能な状態を保つための保管領域という位置づけで、使用量は Deployment History の保持設定で制御する。
何が発表されたか
Vercel は 2026年8月21日、チェンジログで Deployment Storage の計測・課金開始を告知した。
公開された内容は次の通り。
- Deployment Storage を 1GB あたり月 0.10 ドルで計測・課金する
- 対象は 新規の Pro および Enterprise チーム
- 保持期間(retention)は Deployment History から制御する
チェンジログのタイトルにあるとおり、この保管領域は「デプロイをロールバック可能な状態に保つ」ためのものとして位置づけられている。過去のデプロイを残しておくことで即座に切り戻せる一方、その保管分がコストとして可視化される形になる。
開発者への影響
- 課金対象として明示されているのは「新規の Pro / Enterprise チーム」であり、既存チームの扱いについては今回のチェンジログでは触れられていない
- 使用量を抑える手段として案内されているのは Deployment History の保持設定で、どれだけ過去のデプロイを残すかが直接コストに反映される
- ロールバックの即応性と保管コストのトレードオフになるため、保持期間はチームの運用方針に沿って決める必要がある
単価そのものは小さいが、プレビューデプロイを含めてデプロイ回数が多いプロジェクトほど累積しやすい性質の項目にあたる。Pro / Enterprise でこれから新規にチームを作る場合は、初期設定の段階で Deployment History の保持設定を確認しておきたい。
補足
無料枠や既存チームへの適用時期といった詳細は、今回のチェンジログの記載範囲には含まれていない。正確な条件は Vercel の料金ページおよびチーム設定画面での確認が必要となる。
