Vercel AI Gateway、GPT-5.6 Sol を9月18日まで50%割引
Vercel が AI Gateway 経由の GPT-5.6 Sol を9月18日まで50%割引にした。標準ティアは入力100万トークンあたり5.00ドルから2.50ドル、出力は30.00ドルから15.00ドルへ。Flex と Priority も同じ割合で下がる。モデルIDは openai/gpt-5.6-sol のままでコード変更は不要だが、BYOK 経由のリクエストは対象外となる。
何が発表されたか
Vercel は、AI Gateway 上の OpenAI プロバイダで提供している GPT-5.6 Sol の料金を、9月18日まで50%割引にすると発表した。割引は特定のティアに限らず、AI Gateway 上のすべてのサービスティアとトークン種別に適用される。
100万トークンあたりの単価(入力 / 出力)は次のように変わる。
- 標準ティア: 5.00ドル / 30.00ドル → 2.50ドル / 15.00ドル
- Flex ティア: 2.50ドル / 15.00ドル → 1.25ドル / 7.50ドル
- Priority(fast モード): 10.00ドル / 60.00ドル → 5.00ドル / 30.00ドル
対象となるのは AI Gateway 経由で課金されるリクエストのみで、自前の API キーを使う BYOK(bring your own key)でのリクエストは割引の対象外となる。
開発者への影響
実務上のポイントは、アプリケーション側の変更が要らないことだ。モデルIDは従来どおり openai/gpt-5.6-sol を指定すればよく、割引価格は自動的に適用される。すでに AI Gateway で GPT-5.6 Sol を呼んでいるコードは、そのままで請求額だけが下がる。
一方で、コスト設計を見直す価値はある。
- BYOK で OpenAI に直接課金している構成では割引が効かないため、期間中は AI Gateway 経由に寄せたほうが安くなるケースがある。
- Flex ティアは入力1.25ドル / 出力7.50ドルまで下がるため、レイテンシ要件が緩いバッチ処理や非同期のエージェント実行では、これまで採算が合わなかったワークロードが現実的な選択肢になる。
- 逆に Priority を使っている場合も半額になるので、ユーザー体験を優先する経路でモデルのグレードを上げ直す判断がしやすくなる。
期限は9月18日と明示されているため、この価格を前提にコスト試算を固定するのは避けたい。恒久的な値下げではなく期間限定の施策である点は押さえておく必要がある。試したいだけであれば、AI Gateway のダッシュボードから API キーを作るか、モデルのプレイグラウンドページから直接動かして確認できる。
