AI検索の引用元、6割超が代理店・比較メディア メーカー公式は約2割
AI検索LLMOAIOBtoB調査データ
TechSuiteが産業用ロボット・FA機器分野のAI検索対策調査を公開した。ChatGPT・Google AI Overviews・Microsoft Copilotに24問を投げた72回答を分析し、首位企業の登場率は52.8%。引用元の6割超が代理店サイトと比較メディアで、メーカー公式サイトは約2割にとどまった。
何が発表されたか
- TechSuite(AI検索パートナーズ)による業界特化調査の第16弾、9月28日公開
- 対象は産業用ロボット・FA機器(自動化設備)の選定シーン。実際の日本語検索行動をもとにした24問を、ChatGPT/Google AI Overviews/Microsoft Copilotの3エンジンに投入し、72回答を分析した
- 首位企業の登場率は52.8%。回答全体では38社が言及された
- 1回答あたりの平均言及企業数は3.0〜4.4社
- 引用元の内訳は、代理店(SI)サイトと比較メディアが6割超、メーカー公式サイトは約2割
実務への影響
- この調査で一番効くのは引用元の内訳。自社サイトをいくら整えても、AIが見ているのは主に第三者メディアと代理店サイトという構図が数字で出ている。AIO施策を「自社サイトの構造化データ整備」だけで組むと届かない領域が残る
- BtoB・高単価商材のクライアントには、比較メディアへの掲載、販売パートナーのサイト上の自社情報の正確性チェック、第三者媒体での事例記事展開といったサイト外の施策をセットで提案する根拠になる
- 1回答に3〜4社が並ぶということは、AI検索では「1位を取る」より「候補に入り続ける」ことが実質的なゴールになる。KPIを順位から登場率・言及率に置き換える提案がしやすい
- 手法(24問・3エンジン・72回答)は自分でも再現できる規模。クライアントの業界で同じ調査を回して提案資料にする、という使い方が現実的
補足
- 自社サービスの訴求を伴う事業者調査のため、サンプル設計は限定的。数字は傾向値として扱うのが妥当
