Salesforce、コーディングエージェントと共同開発する「Slack Code」を発表
Salesforce が Slack 上でチームとAIエージェントが一緒にコードを書き、レビューし、デプロイする「Slack Code」を発表した。プロジェクト単位のコードチャンネルで差分表示やHTMLのライブプレビューが行え、Claude・Devin・GitHub Copilot・ChatGPT・Vercel のエージェントに対応する。
何が発表されたか
Salesforce が、Slack 上でチームと AI エージェントが共同でソフトウェアを開発する機能「Slack Code」を発表した。公式ページは「コードチャンネルはソフトウェア開発をプライベートなタブの外へ持ち出し、チームとエージェントがオープンな場で一緒にコードを書き、レビューし、出荷できるようにする」と説明している。
発表された主な機能は次のとおり。
- プロジェクトに対応するプロジェクト単位のコードチャンネル
- タスク完了時のチャンネルの自動作成・自動アーカイブ
- 変更を並べて表示するコード差分
- HTML 出力のライブプレビュー
- エージェントの挙動をカスタマイズする柔軟な API
- エージェントとの DM、および専用の Agents タブ
対応するエージェントとして、ローンチパートナーである Anthropic の Claude、Cognition の Devin、GitHub Copilot、ChatGPT、Vercel のエージェントが統合されている。加えて、Slack Marketplace 上の 500 を超える AI アプリ・エージェントも利用できるとしている。
開発者への影響
コーディングエージェントの作業は個人のターミナルやエディタの中で完結しがちで、他のメンバーからは結果しか見えない。Slack Code はその過程をチャンネルに置くことで、レビューや監査をチームの通常のコミュニケーション導線に乗せる設計になっている。
タスク完了時にチャンネルが自動でアーカイブされるため、プロジェクトごとにチャンネルを作っても運用が破綻しにくい。差分表示と HTML のライブプレビューがチャンネル内で完結する点も、確認のためにローカル環境を立ち上げる手間を減らす。
提供条件については、公式ページは「あらゆる Slack プランで利用できる」としつつ、「各パートナーエージェントへのアクセスが別途必要」と注記している。価格とパッケージは変更される可能性があり、提供状況は地域によって異なる場合があるとも記載されている。
