
Shopify、セグメントクエリ言語の関数構文を変更 2026-10から破壊的変更
ShopifyGraphQL破壊的変更APIEC開発
ShopifyがGraphQL Admin API 2026-10から、セグメントクエリ言語の関数構文を変更した。従来の「= true」形式は新しいMATCHES演算子に置き換わり、12_months_agoなどの名前付き日付4種も廃止される。破壊的変更として扱われ、既存クエリの書き換えが必要になる。
何が発表されたか
Shopifyは2026年10月1日、GraphQL Admin API のバージョン 2026-10 以降でセグメントクエリ言語の関数構文を変更したと公表した。Breaking API Change として告知されている。
構文の変更
shopify_email.opened() = true→shopify_email.opened MATCHES ()products_purchased(quantity: 5) = true→products_purchased MATCHES (quantity = 5)
新しいパラメータ演算子により、これまで書けなかった比較が可能になる。
products_purchased MATCHES (quantity != 5)products_purchased MATCHES (quantity > 5)
名前付き日付の廃止
以下4つの名前付き日付がサポート対象外になる。日付オフセット表記への置き換えが必要。
12_months_ago→-12m90_days_ago30_days_ago7_days_ago
開発者への影響
- 対象は GraphQL Admin API 2026-10 以降。影響を受けるのは、Admin API 経由で顧客セグメントを作成・更新しているアプリやスクリプト
- 対応は2点。
MATCHES/NOT MATCHES演算子への書き換えと、廃止される名前付き日付を日付オフセットに置き換えること - セグメントはメール配信や割引の対象抽出に使われることが多い。書き換え漏れがあると、配信対象が意図せず空になる・ずれるといった形で現れる可能性がある
- 一方で
!=や>といった比較が使えるようになったため、これまで複数セグメントに分けていた条件を1つにまとめられるケースもある
API バージョンを固定している場合は即時の影響はないが、2026-10 へ上げる際にまとめて対応が必要になる。Shopify は移行の猶予期限について本告知では言及していない。
