Shopify、スクリプトタグを廃止へ 2027年3月に配信停止
Shopify Developer Changelog公式発表
ShopifyECスクリプトタグ移行developer
Shopifyがオンラインストア向けスクリプトタグの廃止を告知した。2026年10月1日にscriptTagCreate/scriptTagUpdateがエラーを返すようになり、2027年3月1日にストアフロントへの挿入自体が停止する。移行先はアプリ埋め込みブロックまたはWebピクセル。
何が発表されたか
- Shopify が、ストアフロントに JavaScript を読み込むスクリプトタグの廃止を告知した(Admin GraphQL API の破壊的変更、対応必須)。
- 2026年10月1日:
scriptTagCreateおよびscriptTagUpdateミューテーションがユーザーエラーを返すようになる。既存のスクリプトタグはこの時点ではまだ動作する。 - 2027年3月1日:Shopify がストアフロントへスクリプトタグを挿入すること自体を停止する。
- 対象は
display_scopeがonline_storeのスクリプトタグを作成しているアプリ。order_statusスコープのものは先行して廃止済み。 - 移行先は2つ。アプリ埋め込みブロック(テーマアプリ拡張として提供し、ストア側がテーマエディタで有効化する)と、分析・コンバージョン計測用途に限られる Webピクセル(ストア側の操作は不要)。
実務への影響
ECの受託開発では、チャットボット、レコメンド、ヒートマップ、A/Bテストなど「タグを1本入れるだけ」で導入してきた外部ツールが数多くある。それらの多くがスクリプトタグ経由であり、今回の廃止で導入方式の見直しが必要になる。
いま取るべき手順はシンプルだ。
- 担当している Shopify ストアで、どのアプリがスクリプトタグを使っているかを洗い出す
- 各アプリのベンダーが、テーマアプリ拡張(埋め込みブロック)へ移行済みかを確認する
- 未対応のアプリがあれば、代替ツールの検討を2026年内に始める
- 自作スクリプトを入れている場合は、テーマアプリ拡張へ書き換える
特に注意したいのは、移行後はストア側がテーマエディタで有効化する操作が必要になる点だ。アプリを入れれば自動で動く、という前提が崩れるため、納品済みの案件では「アップデート後に機能が消えた」という問い合わせが起きうる。運用ドキュメントに有効化手順を追記しておきたい。
補足
AI関連の直接の発表ではないが、AIチャットやレコメンドをストアに載せている場合は同じ影響を受ける。
