Shopify、Polaris CDN 1.1 のリリース候補を公開
Shopify Developer Changelog公式発表
ShopifyPolarisECアプリ開発デザインシステム
Shopify が Polaris CDN 1.1 のリリース候補を公開した。EmptyState と Number の2コンポーネントが追加され、Heading や Text に fontSize が付いた。CDN 版の Polaris Web Components はセマンティックバージョニングへ移行する。
何が発表されたか
- Shopify が Polaris CDN 1.1 のリリース候補(RC) を公開。script タグを
https://cdn.shopify.com/shopifycloud/polaris-1.1-rc.jsに差し替えることで試せる。 - 新コンポーネント。
EmptyState— 空のリスト・テーブル・ページを表示するためのコンポーネント。Number— 数値をインラインのテキストとして扱い、列で桁を揃えられるコンポーネント。
- 新プロパティ。
fontSize— Heading / Paragraph / Text に追加。visibleMonths— DatePicker に追加(auto/1/2)。supplementalStart— Page に追加。メインコンテンツの前に置く要素を指定できる。
- オーバーレイ、モーダル、ポップオーバー、ツールチップ、日付ピッカー、フォームフィールドなど広範囲のバグ修正を含む。
fontVariantNumericは非推奨となり、新しいNumberコンポーネントに置き換わる。- あわせて、CDN から読み込む Polaris Web Components がセマンティックバージョニングへ移行する。
実務への影響
- Shopify アプリを開発・保守しているなら、RC の段階でテストしておくのが本番。特にオーバーレイ・モーダル系の修正が広範囲なので、独自 CSS で見た目を調整している箇所は崩れる可能性がある。
fontVariantNumericを使って価格や在庫数の桁を揃えている実装は、Numberコンポーネントへの移行が必要になる。非推奨の告知が出た今のうちに置き換え箇所を洗い出しておきたい。- セマンティックバージョニングへの移行は、これまで「CDN の最新を読むだけ」だった運用が変わることを意味する。バージョンを固定するか、マイナー更新まで追従するかを方針として決める必要がある。クライアントのアプリを複数抱えている場合、方針を揃えておかないと更新のたびに個別対応が発生する。
補足
RC 段階のため、正式リリースまでに内容が変わる可能性がある。
