Shopify アナリティクス、ボット判定を見直しセッション数の計測を変更
ShopifyアナリティクスボットEC計測
Shopifyは、アナリティクスのセッション計測を改善し、ボットやシステム由来のトラフィックをより一貫して分類するよう変更した。「人間またはボット」フィルターが使える画面では人間の訪問者に焦点を当てる。注文・売上・顧客数は変わらず、セッションに基づく指標のみ見え方が変わる。
何が発表されたか
- Shopify アナリティクスでセッションの計測方法を改善。実際の買い物客の行動をよりクリーンに把握できるようにする
- ボット/システム由来のトラフィックの分類をより一貫したものにし、正規の顧客の行動経路は引き続き見えるよう維持
- 「Human or bot(人間またはボット)」フィルターが使える画面では、人間の訪問者に焦点を当てた表示になる
- 注文数・売上・顧客数は変わらない。変わるのはセッション数やコンバージョン率など、セッションを分母・基準にした指標のみ
- 2026年9月21日から適用
実務への影響
AIエージェントやクローラーによるアクセスが増えるなか、「セッションは増えたのにCVRが下がった」という相談はEC運用でよく聞く。今回の変更でボット由来のセッションが除外される分、9月21日を境にセッション数が減り、CVRが上がって見える可能性が高い。
クライアントに月次レポートを出している場合は、この日付で計測方法が変わった旨を注記しておかないと、施策の効果と誤解されかねない。前月比・前年比を比較するときは、注文数や売上など影響を受けない指標を軸に説明するのが安全だ。
補足
今回の告知は「ボット」全般の分類に関するもので、AIエージェント経由の購入や AI 検索からの流入を個別に計測する機能については触れていない。
