OpenAI、GPT-5.6 Sol を値下げ 入力20%・出力33%減
OpenAIがGPT-5.6 Solの料金を引き下げた。入力は100万トークンあたり$4(20%減)、出力は$20(33%減)。プロモーション価格として少なくとも2026年11月21日まで適用される。同日にはリクエスト単位で処理リージョンを指定できる機能も追加された。
何が発表されたか
OpenAI が API チェンジログで、gpt-5.6-sol の料金改定を告知した。
- 入力: 100万トークンあたり $4(従来比 20% 減)
- 出力: 100万トークンあたり $20(従来比 33% 減)
この価格は「プロモーション価格」と位置づけられており、少なくとも 2026年11月21日まで適用される。
同日付でもう1件、リージョン処理に関する機能追加もアナウンスされている。プロジェクトAPIキーとプレフィックス付きドメインを使うことで、リクエスト単位で処理リージョンを選択できるようになった。既存の利用資格、データ保持設定、エンドポイントおよびモデルのサポート要件はそのまま適用される。
開発者への影響
出力側が33%下がったのが効く。エージェントのように出力トークンが嵩むワークロードほど、コスト構造が変わってくる。生成の長い処理をコスト理由で抑えていたなら、見直す価値がある。
ただしプロモーション価格である点は押さえておきたい。11月21日以降の扱いは明示されていないため、この単価を前提に長期の原価計算を固めるのは避けたほうがよい。
リージョン指定のほうは、データの処理場所に要件がある案件で選択肢になる。従来はキー単位・プロジェクト単位での制御だったところが、リクエスト単位まで粒度が下りた形だ。
補足
同時期(8月20日)には、Prompt Caching ダッシュボードも公開されている。キャッシュヒット率の推移、書き込み1回あたりの読み取り回数、cache-read / cache-write / uncached のトークン内訳をモデル別・サービスティア別に確認できる。キャッシュを入れたが効果を測れていない、という状態から抜けやすくなった。
