OpenAI、Agents APIにComputer Useを統合 ホスト型ブラウザで操作
OpenAIAgents APIComputer UseエージェントAPI
OpenAIが9月29日、Agents APIにComputer Useを統合した。エージェントはOpenAIがホストするブラウザ上でタスクを完了でき、サイトへのアクセス承認とサインインは呼び出し側アプリで処理する。同日GPT-6.1 Solとマルチエージェント(ベータ)、GPT-6 AstraのUltrafastモードも追加された。
何が発表されたか
- OpenAIがAgents APIにComputer Useを統合(9月29日、公式チェンジログ)
- エージェントはOpenAIがホストするブラウザ上でタスクを完了できる
- サイトへのアクセス承認とサインインは呼び出し側アプリで処理する設計
- 同日、GPT-6.1 Sol(
gpt-6.1-sol)を公開。100万トークンあたり入力2ドル/キャッシュ入力0.10ドル/キャッシュ書き込み2.50ドル/出力10ドル - Responses API経由のマルチエージェントがベータ提供
- GPT-6 AstraにはUltrafastモードを追加(トークン間のレイテンシを短縮、レート制限あり、グローバル処理・米国データレジデンシー)
開発者への影響
ブラウザ実行環境を自前で立てずに済むのは工数として大きい。Playwrightのコンテナ運用、プロキシ、セッション保持といった面倒がベンダー側に移る。
一方で注意点もはっきりしている。サインインを呼び出し側で処理する設計は、クライアントの管理画面の資格情報を自社アプリが預かる構図になりやすい。受託で使うなら「どの認証情報を、誰の管理下で、どこまでの操作に使うか」を契約書と設計書の両方に落としておくべき。対象サイトの利用規約が自動操作を禁じていないかの確認も要る。
用途としては、管理画面しかインターフェースがない業務システムからのデータ取得、入稿代行、在庫更新あたりが現実的。APIがある相手にはAPIを使うほうが速く安く壊れにくい、という原則は変わらない。
利用条件
Ultrafastはレート制限あり。Computer Useの利用可否・課金はAgents APIの料金体系に従う。
