ニュウジア、漫画IPを縦型ショートアニメ化するAI「Manga Studio」を提供開始
PR TIMES(株式会社ニュウジア)公式発表
ニュウジア漫画動画生成IP日本
ニュウジアが、出版社・IPホルダー向けにAI変換サービス「Manga Studio」を提供開始した。縦スクロール漫画やページ漫画から9:16のショートアニメを生成するほか、縦読み漫画を書籍向けの版面へ変換する。原画を再生成せず活かす方式で、レイヤー付きPSDで出力する。
何が発表されたか
- 株式会社ニュウジアが、生成AIプラットフォーム genas.AI 上の変換ツール「Manga Studio」を出版社・IPホルダー向けに提供開始。
- 変換機能は3種類。縦スクロール漫画→ショートアニメ(9:16・音声付き)、ページ漫画→ショートアニメ、縦読み漫画→版面変換(1カラムから書籍レイアウトへ)。
- 画像を作り直すのではなく原画をそのまま活かす方式。出力はレイヤー付きPSDで、プロの編集作業に耐える形式。
- 料金はポイント制(1ポイント=税抜20円)。4ページの版面変換は580円から。処理前に見積もりが提示される。
- 顧客が投入したデータをAIモデルの学習に使わないことを書面で明示し、法人顧客にはデータの取り扱いに関する説明資料を提供する。
- 背景として、2025年の国内コミック市場が前年比1.7%減と8年ぶりに縮小した一方、中国のショートドラマ市場が年276%成長した点を挙げている。
実務への影響
このリリースで注目すべきは技術そのものより、**「生成AIで作り直す」のではなく「既存の資産を別フォーマットへ変換する」**という位置づけの取り方だ。権利者にとっては原画が保持されることが導入の前提条件になるため、この設計は理にかなっている。
同じ発想は、Web制作やEC運用の受託でもそのまま使える。
- 既存の商品写真・図版を作り直さず、掲載面(PC/SP/SNS/モール)ごとの版面に自動変換する
- 縦長のLPを、そのまま短尺動画やカルーセルへ組み替える
- 学習利用の可否を書面で明示することを、提案時の差別化要素にする
特に3点目は実務的な意味が大きい。クライアントが生成AI活用に踏み切れない理由は性能ではなく「素材が学習に使われるのでは」という懸念であることが多く、書面での明示はそのまま受注要因になる。
補足
出力形式がレイヤー付きPSDである点も重要で、AIの出力を人が仕上げる工程が前提に組み込まれている。
