
SpaceXAI、Grok 4.7を公開 入力100万トークン2ドルで提供
GrokSpaceXAILLMAPI価格コーディングエージェント
SpaceXAIが「Grok 4.7」を公開しました。Grok 4.6より大きなベースモデルに強化学習を追加し、自己検証と長いコンテキスト管理を強化。API価格は入力100万トークンあたり2ドル、出力6ドルで、2倍速のFast版は2倍の価格です。CursorやGrok Build、Grok API、各種コーディングツールやクラウドから利用できます。
何が発表されたか
SpaceXAIは2026年9月21日、新モデル「Grok 4.7」を発表しました。同社はこのモデルを「コーディングとナレッジワーク向けで最も強力なモデル」と位置づけています。
主なポイントは次のとおりです。
- Grok 4.6より大きなベースモデルを採用し、強化学習による訓練を拡張
- 自己検証(self-verification)の能力と、長いコンテキストの管理を強化
- Grok Bot のハーネスをネイティブに理解し、対話型タスクに対応
- 「まったく新しいセーフガードスタック」を導入し、ジェイルブレイク耐性を改善
価格
- 入力:100万トークンあたり2ドル
- 出力:100万トークンあたり6ドル
- 出力速度が2倍の「Fast」版は、価格も2倍
提供先
- Cursor と Grok Build(無料枠あり)
- Grok API、サードパーティのコーディングハーネス、モデルルーター、クラウドプラットフォーム
公表されたベンチマーク(抜粋)
- CursorBench 4.0:46.3%
- DeepSWE v1.1:71.0%(high effort)
- EEBench:64.0%
開発者への影響
- コーディングエージェントの選択肢が増える:Cursor や Grok Build で利用でき、無料枠もあるため、普段の開発環境のまま試しやすくなっています。
- コスト比較の材料になる:入力2ドル・出力6ドルという単価が明示されているので、API経由で自社ツールや業務自動化に組み込む場合は、現在使っているモデルとの費用比較がしやすくなります。速度を優先する処理ではFast版(2倍価格)との使い分けも検討対象になります。
- ルーター経由でも利用可能:モデルルーターやクラウドプラットフォームからも提供されるため、既存の構成を大きく変えずに切り替えを試せます。
なお、発表ではコンテキストウィンドウのサイズは明記されていません。導入を検討する際は、公式ドキュメントで仕様を確認してください。
