
指名検索のAI Overviews表示率が9月に約27%→90%へ急増 DemandSphere調査
AI OverviewsGoogle検索LLMO指名検索調査データ
検索可視性ツールのDemandSphereが、ブランド名での指名検索におけるAI Overviews表示率を日次計測した結果を公開した。9月上旬は26〜27%前後だったが、9月27日に90.5%まで上昇し月末まで80%超を維持。Googleからの公式アナウンスはないとしている。
何が発表されたか
DemandSphereは2026年10月1日、ブランド名を含む指名検索でGoogleのAI Overviewsがどの程度表示されるかを日次で計測した調査結果を公開した。
- 計測は同社のDemandMetricsでブランドキーワードを毎日追跡。1キーワードにつき1回、全市場・全デバイスをまとめて測定している
- AI Overviewsが表示されていれば「表示あり」とカウントし、そのAI Overviews内に当該ブランドが引用されているかは問わない
- 9月1〜5日は約26〜27%で推移
- 9月18〜26日は29〜69%の範囲で大きく変動
- 9月27日に90.5%へ上昇し、9月末まで80%超を維持
9月を通して見ると表示回数は3倍以上に増えた計算になる。同社は、この変化についてGoogleからの公式な告知はないとしている。
集客・販売への影響
- 指名検索は本来、自社サイトへ最も確実に流入する経路とされてきた。そこにAI Overviewsが高頻度で挟まるようになると、ブランド名で調べたユーザーがサイトに来る前に回答を得て離脱する余地が広がる
- 調査はAI Overviews内でブランドが引用されたかを問わずにカウントしている。つまり「表示率90%」は自社が引用された率ではない。自社ブランド名での検索結果に何が要約されているか、引用元がどこかを個別に確認する必要がある
- 9月18〜26日の変動幅が大きいことから、挙動がまだ安定していない可能性がある。単日のスクリーンショットで判断せず、期間をとって継続的に観測するのが安全
公式発表のない変化であるため、今後も同じ水準が続くかは調査からは分からない。
