Cursor の Cloud Agents、Vercel Sandbox 上で実行可能に
VercelCursorエージェントインフラ開発ツール
Vercel は、Cursor の Cloud Agents を Cursor のホスト基盤ではなく自社で管理する Vercel Sandbox 上で実行できるようにしたと発表した。エージェントのリクエストごとに隔離された Firecracker マイクロVM が割り当てられ、ワーカーの割り当てや監視、後始末は Vercel Functions と Workflows が担う。利用には Cursor の Enterprise プランが必要。
何が発表されたか
Vercel は 2026年9月3日、Cursor の Cloud Agents を Cursor のホストするインフラではなく Vercel Sandbox 上で実行できるようにしたと発表した。エージェントのロジックは Cursor 側が管理し、実行環境を Vercel Sandbox が提供する構成になる。
- エージェントのリクエストごとに、隔離された Firecracker マイクロVM が実行環境として割り当てられる
- ワーカーの割り当て、セッションの監視、後始末は Vercel Functions と Workflows が担う
- 常駐 VM を持たずにワーカープールをオートスケールできる
- リトライは永続的(durable)に扱われ、サンドボックスごとに一時的でスコープを限定した資格情報が発行される
開発者への影響
コーディングエージェントの実行環境を自分たちが管理するインフラ側に置けるため、ソースコードや資格情報がどこで扱われるかを自社の管理下に保ちやすくなる。エージェント実行の隔離単位がリクエストごとのマイクロVMになる点も、複数リポジトリやチームをまたいで運用する際の設計に効いてくる。
導入にはリファレンス実装をデプロイする手順が公開されており、Vercel Sandbox のドキュメントも参照できる。
注意点
この構成は Cursor の Self-Hosted Machines API を利用するため、Cursor の Enterprise プランが必要となる。価格や利用上限についてはアナウンスに記載がない。
