Cornelis Networks が2億500万ドル調達、GPU間「スケールアップ」網に参入
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Cornelis Networks が米国時間2026年9月14日、ファブリック内にプログラマブルな演算機能を持たせた「Active Compute Fabric」を発表し、スケールアップ・ネットワーキング市場へ参入すると表明した。あわせて2億500万ドルの資金調達と Qualcomm Technologies との協業も公表。100万GPU規模のシステムでは通信オーバーヘッドにより年間約16.8億ドル分の計算資源が遊んでいるとしている。
何が発表されたか
米国時間2026年9月14日(PR TIMES配信は9月16日3時09分)、米ペンシルベニア州の Cornelis Networks が、AI向けネットワーク新アーキテクチャ「Active Compute Fabric」を発表した。
- 狙い … AIモデルの大規模化にともない、GPU同士の通信待ちがGPU稼働率を押し下げている。同社試算では100万GPU規模のシステムで年間約16億8,000万ドル相当の計算キャパシティが使われないまま残る
- アーキテクチャ … ロスレス転送、ファブリック内アクセラレーション、プログラマブル演算を統合し、ネットワーク自体がデータを処理する構成。オープンな業界標準を採用し、スケールアップ側は UALink と ESUN、スケールアウト側は Ultra Ethernet に対応する
- 製品 … CN5000 は量産出荷中。CN6000 は現在サンプル提供段階で、2026年第4四半期に提供を拡大する予定
- 資金・提携 … 2億500万ドルの資金調達と、Qualcomm Technologies との協業をあわせて公表した
実務への影響
- 直接の顧客はデータセンター事業者であり、Web制作やECの現場が明日から触れる話ではない。ただし推論コストの構成要素が「GPUの台数」から「GPU間をどうつなぐか」に移りつつある兆候として読める。
- スケールアップ網が UALink や Ultra Ethernet といったオープン標準に寄っていくと、特定ベンダーに縛られない構成が選びやすくなり、中長期ではAPI利用料の低下圧力につながりうる。
- Qualcomm は先日 Amazon とのデータセンター向けシリコン協業も発表しており、NVIDIA 以外の選択肢を作る動きが続いている。調達先の分散はAPI価格の安定要因になる。
補足
Cornelis Networks は旧 Intel の Omni-Path 事業を引き継いだ企業で、HPC向けインターコネクトを手がけてきた。
