Claude Code 2.1.281/282、思考ブロック欠落とセッション再開の不具合を集中修正
Claude CodechangelogMCP開発ツールCLI
Claude Codeが2026年9月23日に2.1.281、24日に2.1.282を公開した。--continue/--resume時に過去の思考(extended thinking)が落ちる問題を複数経路で修正し、maxProseWidth設定やMCPのURLモード応答、plugin validateのMCP検査などを追加している。
何が発表されたか
2.1.282(2026年9月24日)
maxProseWidth設定を追加。ワイドな端末でも散文の行長を制限し、表とコードブロックは全幅を維持する- 起動時通知と
/status/claude doctorに、プロジェクト設定で無視された/テレメトリを無効化したテレメトリ変数を列挙 allowClaudeInChromeWithManagedMcp管理設定を追加し、排他的なmanaged-mcp.jsonとclaude --chromeを併用可能に- 復号できないWeb検索結果を履歴に含む会話で全リクエストが400になる不具合を修正
--continue/--resumeが過去メッセージを変形して再送し、Claudeの推論が破棄される事例をさらに修正/model/rename/artifacts等を作業中に実行すると過去のextended thinkingが落ちる不具合を修正redacted_thinkingブロック不正で全ターンが失敗する問題を、思考ブロックを破棄して1回リトライする挙動に変更- 要約リクエストが拒否された際のコンパクション失敗を、フォールバックモデルでのリトライに変更
2.1.281(2026年9月23日)
- Claude appsゲートウェイのBedrockアップストリームに
assume_role(STS経由でのIAMロール引き受け、別AWSアカウント対応)とguardrail: {id, version}を追加 settings.jsonに"attribution": falseを追加し、コミット・PRの帰属表記を一括で非表示に- 2026-07-28プロトコル接続でMCPのURLモードelicitationに対応
claude plugin validateがMCPサーバー設定を検査し、読み込み時に黙って捨てられる.mcp.jsonエントリや未宣言の${user_config.*}参照、非セキュアなURLを報告/insightsに、直近セッションでauto modeが何件の権限プロンプトを処理できたかを推定する推奨表示を追加
開発者への影響
今回の2バージョンは新機能よりも「長時間セッションの安定性」に効く内容。特に --continue / --resume で思考が落ちる系の不具合は、日をまたぐ実装作業で体感品質を直接下げていたもので、修正の恩恵は大きい。長いセッションを常用しているなら優先的に上げておきたい。
受託・運用の観点では "attribution": false が実務的。クライアント納品リポジトリでコミットメッセージに生成ツール名を残したくない案件で使える。ただし古いCLIはこのキーを含む設定ファイル自体をスキップするため、複数バージョンが混在するチームではオブジェクト形式を保つ必要がある。
プラグインを配布している場合は claude plugin validate のMCP検査が効く。これまで「なぜかMCPサーバーが読み込まれない」で時間を取られていたケースが、検証時点で判明するようになった。
