Claude Code 2.1.274、メモリ逼迫の警告表示とMCP接続の不具合を多数修正
Claude CodeMCP開発ツールchangelogOpenTelemetry
Claude Code 2.1.274 が2026年9月17日に公開された。メモリ使用量が危険水域に入った際の警告表示、MCPサーバー起動待ちの上限を決める環境変数の追加に加え、Streamable HTTP のタイムアウトやレガシーHTTP+SSEの接続失敗など、MCP まわりの不具合修正がまとまって入っている。
何が発表されたか
- メモリ使用量が危険水域に入った際に警告を表示し、メモリを解放するか安全に再起動する手順を案内するように
CLAUDE_CODE_MCP_STARTUP_WAIT_MSを追加。非対話の初回ターンで接続中のMCPサーバーをどこまで待つかを上限指定できる(0で待たない)- MCP関連の修正が多数。
http指定のサーバーがレガシー HTTP+SSE で 422/4xx により接続できない問題、Streamable HTTP のツール呼び出しがtimeout設定より長い場合でも約5分で切れる問題、サーバーが list-changed 通知を送ってもプロンプト/リソースが更新されない問題、403 insufficient_scope がサインイン期限切れとして誤報告される問題を修正 - 「unexpected tool_use_id」の400エラーを延々と再試行してセッションが固まる問題を修正。壊れたトランスクリプトは自動復旧するように
- フックで起動したセッションがコンパクションせず「Prompt is too long」で終了する問題、コンパクション済みセッションを再開すると
/goalが失われる問題を修正 - OpenTelemetry に
effort属性とclaude_code.managed_settings_resolvedイベントを追加 - Artifact ツールが更新時に承認を求めたうえで拒否する問題を修正
- クラウドセッションの差分ビューに「Compare against」ブランチ選択を追加。ルーティン(定期実行)はGitHub連携が切れている間、72時間は実行をスキップして再試行する挙動に変更
開発者への影響
MCP まわりの修正が実務では一番効く。とくに Streamable HTTP のツール呼び出しが約5分で切れていた件は、Supabase や社内APIを叩く長めの処理を MCP 経由で回している構成だと、原因不明のタイムアウトとして現れていたはずのものだ。timeout を伸ばしても効かなかった心当たりがあるなら、これが答えの可能性が高い。
CLAUDE_CODE_MCP_STARTUP_WAIT_MS は CI や定期実行で地味に効く。MCPサーバーの起動が遅い環境では初回ターンが待たされるが、待たせたくない用途では 0 にして先に進められるようになった。
ルーティンの「GitHub連携が切れている間は72時間リトライ」は、定期実行タスクを組んでいる場合の挙動変更として覚えておきたい。連携が外れた瞬間に失敗で終わるのではなく、しばらく猶予があるという前提で監視を組める。
補足
同日のリリースには VS Code 拡張、Claude Code on the Web、Claude Tag(Slack)、Code Review の修正も広く含まれる。バージョンを上げるだけで済む内容がほとんどなので、更新は早めでよい。
