Claude Code 2.1.271、リモートの fast モードとコマンド単位のドメイン許可
AnthropicClaude Codeリリースエージェント開発ツール
Claude Code 2.1.271 が公開された。Claude Code Remote のセッションで fast モードが使えるようになり、サンドボックス付き auto モードでは Bash・PowerShell・Monitor にコマンド単位の allowed_domains を指定できる。プラグイン導入時にコマンドを固定する指定や、サブエージェントの CLAUDE.md 読み込みを抑止する設定も追加された。
何が追加されたか
- Claude Code Remote のセッション(クラウドおよびセルフホストランナー)で fast モードに対応した。ホスト側の fast モード設定か、セッション内で
/fastと入力することで、組織が許可している範囲で適用される。 - サンドボックスを伴う auto モードで、Bash・PowerShell・Monitor にコマンド単位の
allowed_domainsを追加。コマンドが必要とするホストがそのコマンドと一緒に確認され、そのコマンド専用に開かれる。それ以外のホストは拒否される。 - エージェントの frontmatter と
--agentsの JSON にomitClaudeMdを追加。カスタムおよびプラグインのサブエージェントを、ユーザー・プロジェクト・ローカルの CLAUDE.md なしで実行できる。管理ポリシーのファイルは従来どおり読み込まれる。 claude plugin installとclaude plugin updateに--accept-command <sha256>を追加。-yの代わりに、直前の--json実行が表示したコマンドそのものだけを承認できる。modelPricing管理設定と Claude apps ゲートウェイのpricingブロックで、1を超え10までのmultiplierに対応。社内チャージバックの上乗せレート向け。claude self-hosted-runner --drain-marker-file <path>を追加。SIGTERM によるドレイン時にそのファイルが存在すれば、ランナーは自身の終了をホストのドレインとしてサーバーに報告する(テレメトリ用途のみ)。/configパネルのフルスクリーン表示がマウス操作に対応。ホイールで設定一覧をスクロールでき、値をクリックすると変更、ポインタ下の行がハイライトされる。
開発者への影響
- コマンド単位のドメイン許可は、自動承認でエージェントを走らせる際のネットワーク権限の粒度を細かくするもの。エージェント全体に広いネットワーク権限を渡さずに済む。
--accept-commandは、プラグイン導入時に確認した内容と実際に走るコマンドがずれる余地を潰す指定で、CI などで自動化する場合の安全側の選択肢になる。omitClaudeMdにより、リポジトリの CLAUDE.md の指示を受けたくないサブエージェントを分離して動かせる。- このほか Remote Control、MCP、Bash の権限まわり、アーティファクト、設定管理、VSCode、Claude in Slack、Code Review にわたって30件以上の修正が入っている。
