Claude Code 2.1.268、ゲートウェイの料金同期とプラグインCLIのJSON対応
Claude Codechangelog開発ツールゲートウェイプラグイン
Claude Code v2.1.268が公開。gateway.yamlにpricingを設定するとサインイン済みクライアントに同じレートが適用され、/costと課金メーターの数字が一致するようになった。プラグイン管理コマンド群への--json追加、公開Artifactのタブアイコン自動設定のほか、2.1.265以降サードパーティ互換エンドポイントが全リクエスト400になる不具合も修正された。
何が発表されたか
- Claude apps ゲートウェイの料金同期:
gateway.yamlにpricing:を設定すると、サインイン済みの Claude Code クライアントに管理設定経由で同じレートが渡る。/costとテレメトリの数字が実際の課金メーターと一致するようになった。 - ゲートウェイのアクセス制御警告:
access_control.allow_cidrsが空の場合に起動時警告を追加。パブリックアドレスから最初のリクエストが届いた際にも一度だけ警告する。 gatewayInternalNetworks管理設定を追加。組織が保有するパブリックIPv4ブロックからのゲートウェイ/loginを管理者が許可できる。- プラグインCLIのJSON対応:
claude plugin install/uninstall/update/enable/disableに--jsonを追加。claude plugin list --jsonの各行にerrorDetails/noteDetailsが付いた。 claude auth status --jsonにconfigDirectoryを追加。- 公開ArtifactのブラウザタブアイコンをClaudeが内容に合わせて自動選定するようになった。
- 重要な修正:2.1.265以降、
ANTHROPIC_BASE_URLを使うサードパーティのAnthropic互換エンドポイントで全ターンがHTTP 400で失敗していた不具合を修正。 - WebFetch がレスポンスを閉じないサーバー相手に無限待機する問題も修正され、300秒でタイムアウトするようになった。
- ほかに
claude self-hosted-runner --remove-session-state(既定オフ)の追加、権限ルール・MCPサーバー・プロンプトキャッシュ関連の修正が多数。
開発者への影響
最優先は互換エンドポイントのHTTP 400修正である。2.1.265〜2.1.267の期間に ANTHROPIC_BASE_URL 経由でOpenRouterや社内プロキシ、各種互換ゲートウェイを使っていた場合、全リクエストが落ちていた可能性が高い。「急にClaude Codeが使えなくなった」まま放置している環境があるなら、まず更新である。
CI・自動化を組んでいる人には --json 追加が効く。プラグインの導入状態をスクリプトから検証できるようになったため、チーム標準のプラグインセットが全員の環境に入っているかを、目視ではなく機械的にチェックできる。errorDetails が返るので、失敗理由まで含めてログに残せる。
WebFetch の300秒タイムアウトも地味に重要で、リサーチ系の自動タスクが一晩ハングして課金だけ進む、という事故を防いでくれる。定期タスクでWebFetchを多用しているなら、更新の恩恵が大きい。
料金同期については、クライアント案件で従量課金を再請求している場合に意味が出る。/cost の値と請求額がずれると精算根拠を説明できないため、ゲートウェイを運用している側は pricing: の設定を済ませておきたい。
