Claude Code 2.1.267、maxEffortLevel追加とプロンプトキャッシュ多数修正
Claude Code Changelog公式発表
Claude Code開発ツールchangelogCoworkエージェント
Claude Codeのv2.1.267が公開。全プロバイダで推論のエフォート上限を制限する「maxEffortLevel」設定を追加したほか、セッション再開やモデル切替時にプロンプトキャッシュが壊れる問題を多数修正。Cowordの定期タスクがクラウドで起動失敗する不具合も解消された。
何が発表されたか
- 新設定「maxEffortLevel」を追加。トップレベルまたはモデルごとの
modelSettingsで指定でき、Bedrock・Vertex・Foundryを含む全プロバイダでエフォート上限を制限できる(ユーザーは低い値なら選択可能) --system-prompt-snapshot offを追加。会話に記録済みのプロンプトを再利用せず、毎リクエストでシステムプロンプトを新しく描画する。プロンプト文面の調整に使う- 管理設定でサンドボックスが必須の組織で、Cowork の定期タスクがクラウドで起動失敗していた不具合を修正
- モデル切替やセッション再開、MCPコネクタの再接続時にプロンプトキャッシュが壊れ、拡張思考が破棄される問題を多数修正
- Artifactの公開まわりも改善。接続断で途中終了した公開を1回リトライするようになり、公開拒否時にはその理由と対処が表示されるように
/contextなどローカルコマンドの出力がモバイルで空欄になる不具合や、VS Code拡張のCPU張り付き・差分表示のテーマ追従なども修正
開発者への影響
実務で効くのはmaxEffortLevelである。エージェントに高エフォードで走らせると精度は上がるが、コストとレイテンシも上がる。上限をプロジェクト単位で固定できると、クライアント案件で「思考しすぎて課金が膨らむ」事故を予防でき、見積もりの安定にも直結する。
もう一点は、Cowork定期タスクのクラウド起動失敗の修正だ。夜間バッチや定時のコード監視をCoworkの定期タスクに任せている場合、サンドボックス必須の組織設定下では起動していなかった可能性がある。定期実行を組んでいるなら、このバージョンへの更新後に一度実際に発火するか確認しておきたい。プロンプトキャッシュ関連の修正群も、長いセッションを再開する使い方をしている人ほど体感の安定につながる。
