Claude Code 2.1.237〜239 公開 Bedrock課金の倍増バグを修正
Claude Code 公式チェンジログ公式発表
AnthropicClaude Codeリリース開発ツールエージェント
Anthropic が Claude Code の 2.1.237 / 2.1.238 / 2.1.239 を8月20〜21日に公開した。前置きを省く「Concise」出力スタイルの標準搭載や Python SDK 移行コマンドの追加に加え、プロキシ配下の Bedrock で課金対象の API 呼び出しが黙って倍増する不具合が修正されている。
何が発表されたか
Anthropic の Claude Code チェンジログに、8月20日から21日にかけて公開された 2.1.237 / 2.1.238 / 2.1.239 の内容が掲載された。新機能と不具合修正の両方が含まれる。
主な追加点は次のとおり。
- 「Concise」出力スタイルを標準搭載(2.1.237)。前置きや作業の実況を省き、結果から先に提示する。
/configの Output style から選択する keybindingFlavor設定を追加(2.1.238)。"readline"にすると、プロンプト上の Ctrl+W が Bash と同じく直前の空白まで削除する。既定値"classic"の挙動は変わらない/claude-api upgradeを追加(2.1.239)。Python プロジェクトをanthropic0.x から 1.x へ移行する。あわせてスキルの Python リファレンスが 1.x 向けに更新され、タイムアウトの指定はhttpx.Timeoutではなくanthropic.Timeoutを使う- クラウドセッションでのプラグイン同期(2.1.239)。claude.ai から同期されたプラグインは
name@syncedとして表示され、claude plugin enable/disable <name>@syncedで操作できる。同名で自分がインストールしたプラグインを上書きすることはない
開発者への影響
実務で効きやすいのは修正側だ。2.1.239 では、レスポンスの Content-Type ヘッダーを削るプロキシ配下で Bedrock のストリーミングが壊れ、毎ターンを非ストリーミングで再実行することで課金対象の API 呼び出しが黙って倍増する問題が修正された。プロキシ経由で Bedrock を使っている場合は請求額に直接響くため、更新の優先度は高い。
そのほかの修正も長時間利用に関わるものが多い。
- 長い対話セッションでメモリが際限なく増える問題(サブエージェントのツール結果を、表示範囲から外れた時点で解放するよう変更/2.1.238)
- LLM ゲートウェイやカスタム base URL を使うセッションでプロンプトキャッシュが効かない問題(2.1.237)
- JetBrains IDE のターミナルで Edit / Write が約5秒止まる問題(2.1.239)
- カスタム・プロジェクト・プラグインの出力スタイルが、セッション途中で既定の口調に戻ってしまう問題(2.1.238)
コスト表示の扱いも変わった。データレジデンシー対応ワークスペースでは、/cost、ステータスライン、--max-budget-usd の見積もりに米国内推論の 1.1 倍のプレミアムが反映される。また、月間の利用上限を使い切った際のメッセージに、セッション上限や週次上限のリセット時刻も表示されるようになった。
