
BtoBのAI経由流入、7割超が「増加」 差は改善スピードと構造化データ
AI検索LLMOBtoBマーケティング調査データリード獲得
ベーシックが2026年9月24日、BtoB企業のリード獲得実態調査を公開した。自然検索とAI経由の流入がともに「増加した」との回答は7割超。AI経由の流入が増えた層は構造化データやサイト構造、本文・見出しの整備率が高く、リード獲得が増えた層はサイト改善を即日〜2〜3日で反映できている割合が高かった。
何が発表されたか
株式会社ベーシックは2026年9月24日、BtoB企業のリード獲得実態を調べた調査レポートを公開した。
- 調査対象は、BtoB企業でリード獲得・Webサイト運営に関わる人 300名
- 調査日は2026年8月6日
- 自然検索経由とAI経由の流入がともに「増加した」と回答した割合は7割超
レポートは、流入とリード獲得が伸びた層の特徴を次のように整理している。
- AI経由の流入が増加した層では、構造化データ・サイト構造、本文・見出しの整備率が高い傾向
- リード獲得が増加した層では、「即日〜2〜3日以内」にサイト改善を反映できている割合が高い
同社はこの結果を踏まえ、差がつくのは「見つけられた後」のサイト改善体制だとしている。
集客・販売への影響
数字そのものより、伸びている層に共通する2つの条件のほうが実務では使いやすい。
1. 機械可読性の整備
構造化データ、サイト構造、本文と見出しの整備がAI経由流入の増加層で高いという結果は、AIに読ませる前提の下ごしらえがそのまま流入差になっていることを示す。制作・受託の立場では、スキーマの付与や見出し階層の整理を「SEOのついで」ではなく独立した作業項目として見積もりに入れておきたい。
2. 改善の反映速度
リード獲得の増加層で「即日〜2〜3日以内」に反映できている割合が高かった点は、体制の話である。AI検索の引用や要約は短い周期で入れ替わるため、月次のまとめて更新では追いつかない。小さな修正を数日以内にデプロイできる運用(修正依頼の窓口、確認フロー、デプロイ権限)を先に整えるほうが、施策そのものを増やすより効く可能性がある。
留意点
サンプルは300名、調査は2026年8月6日時点であり、業種や規模による内訳はプレスリリースには示されていない。自社の数字と比べるときは、参考値として扱うのが安全だ。
