AvePoint Japan、Microsoft 365内のAIエージェントを管理する「AgentPulse」
PR TIMES(AvePoint Japan株式会社 プレスリリース)公式発表
Microsoft 365AIエージェントガバナンス日本
AvePoint Japanが2026年8月20日、Microsoft 365環境のAIエージェントを一元管理する「AvePoint AgentPulse」の提供開始を発表した。Copilot StudioやSharePointのエージェントの利用状況、所有者、アクセス権限、従量課金の状況を可視化し、所有者不明・未使用エージェントの検知と自動棚卸に対応する。
何が発表されたか
AvePoint Japanは2026年8月20日、企業内で作成・利用されるAIエージェントの利用状況、アクセス権限、所有者、課金状況を可視化する「AvePoint AgentPulse」の提供開始を発表した。同社の「Control for Microsoft Cloud」に含まれる機能として提供され、販売は直販およびパートナー経由。
管理対象は次のとおり。
- Copilot Studio エージェント
- SharePoint エージェント
- Microsoft 365 環境内のAIエージェント
主な機能は、生成AI利用状況の可視化、コスト・課金分析、アクセス権限の可視化、所有者不明・未使用エージェントの検知、自動棚卸。対象はAIエージェントを業務利用する企業・自治体・教育機関。
背景として、海外の大手小売企業の36,000人規模のユーザー環境で、PoC期間中に10,000〜15,000個のAIエージェントが確認された例を挙げる。
構築・運用側への影響
AvePointが挙げる課題は、Microsoft 365上でエージェントを作る側の運用に直結する。
- 所有者とアクセス範囲:現場主導でエージェントが増えるほど、どのエージェントが誰によって作成され、どのデータにアクセスできるのかをIT部門や管理部門が把握しにくくなる。AgentPulseは過剰な権限や広範囲に共有されたエージェントを特定できるとする。
- コストの見え方:AI利用コストがサブスクリプションやライセンス費用に埋もれず、従量課金やトークン消費を通じて経営上の管理対象になりつつある、というのが同社の整理だ。課金が発生しているエージェントとユーザー、Copilotライセンスの付与状況を確認できる。
- 参照データの品質:エージェントやCopilotの回答精度は、参照するデータの鮮度とアクセス権の適正さに左右される。過剰共有の検出・是正、不要データの整理・アーカイブが前提整備として位置づけられている。
- 棚卸しの仕組み化:一定期間使われていないエージェントを検知し、ビジネスユーザーに確認・整理を促す。権限の見直しも、IT部門だけに依存しない継続的な運用を想定する。
価格と提供開始日の具体的な日付は公表されていない。
