Anthropic、Claude Fable 5.1 と Mythos 5.1 を公開。キャッシュ読み取り75%減
Anthropic公式発表
AnthropicClaudeFable 5.1モデル発表API料金
Anthropic が新モデル Claude Fable 5.1 と Claude Mythos 5.1 を発表した。価格は入力100万トークンあたり10ドル/出力50ドルで、キャッシュ読み取りは0.25ドルと従来比75%削減。一般的なワークロードで約25%、複雑な作業では最大45%のコスト削減になるとしている。Fable 5.1 は全プラットフォームで即日利用可能。
何が発表されたか
- Anthropic が Claude Fable 5.1 と Claude Mythos 5.1 を公開。両者は同一の基盤モデルで、適用される安全措置のレベルが異なる
- 価格は入力 $10 / 100万トークン、出力 $50 / 100万トークン
- キャッシュ読み取りが $0.25 / 100万トークン と従来比75%削減。一般的なワークロードで約25%、複雑な作業では最大45%のコスト削減になるという
- 科学研究タスクのベンチマーク Terminal-Bench-Science では 52.6%(Fable 5 は24.7%)と大幅に向上
- 安全措置の精度も改善し、サイバーセキュリティ領域で誤検知が従来比60%減、生物学の初等的な質問では85%減
- Fable 5.1 は全プラットフォームで即日利用可能。API のモデル名は
claude-fable-5-1 - Mythos 5.1 は検証済みの国防セキュリティ専門家・生命科学研究者向けアクセスプログラム限定
実務への影響
コスト面のインパクトが大きい。キャッシュ読み取り75%減は、長いシステムプロンプトや大きなコンテキストを毎回読ませる使い方——たとえばサイト全体の構成情報を渡してコンテンツを量産する、既存コードベースを読ませて改修する、といったワークフローで効く。プロンプトキャッシュを前提に設計しているツールほど請求額の下がり幅が大きい。
誤検知の削減も見逃せない。セキュリティ診断まわりの調査や、成分・素材を扱う商材の説明文生成など、これまで安全措置に引っかかって作業が止まりがちだった領域で通りやすくなる可能性がある。とはいえ実際の挙動は案件ごとに違うので、既存プロンプトをそのまま流して差分を確認するところから始めたい。
補足
Mythos 5.1 は一般提供ではなく、審査を通った専門家向けのプログラムのみ。通常の受託開発で触れる機会はまずない。
