
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による閲覧・購入をブロック
マーケティング関連Axios
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Amazonが、MetaのAIエージェント「Muse」による商品閲覧と購入を自社サイトでブロックしました。Museのリリースから2週間たたないうちの判断です。Amazonは、顧客アカウントへのアクセスやデータ収集、決済処理をMuseに認めていないと説明。AIエージェント経由の購買を受け入れるかどうかで、プラットフォームごとの対応が分かれ始めています。
何が発表されたか
Axios(2026年9月21日)によると、AmazonはMetaのAIエージェント「Muse」が自社サイトで商品を閲覧・購入するのをブロックしました。Museのリリースから2週間たたないうちの対応です。
- Amazonは、Museに対して顧客アカウントへのアクセス、データのスクレイピング、取引の処理を許可していないと説明
- 判断の理由として、セキュリティとユーザー体験への懸念を挙げ、フードデリバリーや旅行予約アプリの運営のされ方と比べている
- Amazonのコメント:「顧客の代わりに他社から購入を行うサードパーティのアプリは、透明性をもって運営し、参加するかどうかのサービス提供者の判断を尊重すべきだと考える」
- Metaの担当者は、Axiosのコメント要請に回答していない
記事では、関連するデータとして次の数字も紹介されています。
- AIアシスタントに代理購入させることに抵抗がない買い物客は16%
- AIを介した買い物は、2030年までに米国の小売売上で1兆ドル規模に達する可能性がある
- Targetでは、外部AIプラットフォームからの流入が前年比3.5倍になった
集客・販売への影響
- AIエージェント経由の販売は「どこで受け入れるか」次第:大手モールが外部エージェントを締め出す一方、エージェントとの連携を進める動きもあります。どのチャネルがエージェント経由の購買に開かれているかが、販路を選ぶ判断材料になりつつあります。
- 自社ECの位置づけを見直すきっかけに:モールの方針ひとつでAI経由の導線が閉じる可能性があるため、自社ECや商品データの整備の重要性が増しています。
- 消費者側の受け入れはまだ限定的:代理購入に抵抗がない層は16%にとどまるため、すぐに主要な導線になるとは限りません。ただし、AIプラットフォームからの流入が伸びている事例もあり、流入経路の計測はしておきたいところです。
