Adobe、Photoshopに「AIアシストエディター」β版 プロンプトで画像編集
Adobe Blog(日本)公式発表
AdobePhotoshop画像生成Web制作デザイン
アドビは8月28日、Photoshop の新機能を発表した。生成ツールをまとめた作業スペース「AI アシストエディター」β版のほか、非破壊の調整レイヤー「色調補正パネル:ライト」、Firefly Image 5 を基盤とする生成塗りつぶしマスク選択が追加された。
何が発表されたか
- AI アシストエディター(β版):プロンプトベースで画像編集を行える新しいインターフェイス。生成系ツールをひとつの作業スペースに集約
- 色調補正パネル:ライト:非破壊の調整レイヤー。露出、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベルの6項目をプロ仕様でコントロールできる
- 生成塗りつぶしマスク選択:Adobe Firefly Image 5 を基盤とした選択・マスク機能
- Photoshop v27.10 として提供
実務への影響
Web制作の画像加工工程に直結する更新。特に「色調補正パネル:ライト」は地味だが効く。バナーや商品写真のトーン合わせは、これまで露出やトーンカーブを複数レイヤーで積む必要があったが、6項目を1枚の調整レイヤーで扱えるなら修正指示への対応が速くなる。非破壊なのでクライアントの「やっぱり前のトーンで」にも耐えられる。
AI アシストエディターは、生成塗りつぶし・生成拡張・削除といった機能が散らばっていた状態を1カ所にまとめる方向の変更。EC の商品画像で背景差し替えや不要物除去を量産する場面では、ツールを行き来する時間がそのまま削れる。ただしβ版なので、納品物のマスターを作る工程にいきなり載せるのは避け、まずは検証用の複製で挙動を確認したい。
なお、Adobe は同時期に Google の Gemini Omni 1.1 Flash を自社プラットフォームへ統合しており、Firefly 以外のモデルを選べる方向にも動いている。生成物の商用利用条件はモデルごとに異なるため、クライアントワークで使う際は選択したモデルの規約を都度確認する必要がある。
