
米年末商戦のオンライン売上2751億ドル予測、AI経由流入は130%増 Adobe
年末商戦Adobe AnalyticsAI検索EC調査データ
Adobeは9月28日、2026年の米年末商戦(11月1日〜12月31日)のオンライン売上を前年比6.7%増の2751億ドルと予測した。AI経由の流入は前年比130%増、感謝祭には159%増を見込む。AIを買い物に使った回答者の77%が購入への自信が高まったと答え、69%は返品する可能性が下がったとしている。
何が発表されたか
- 予測期間は2026年11月1日〜12月31日。米国のオンライン売上は2751億ドル、前年比6.7%増の見通し。
- AI経由の流入は期間全体で前年比130%増。感謝祭は159%増、ブラックフライデーは95%増、サイバーマンデーは88%増と、ピーク日ほど伸びが大きい。
- 日別の売上予測はサイバーマンデー(11月30日)が151億ドル、ブラックフライデーが129億ドル、感謝祭が69億ドル。サイバーウィーク合計は475億ドル。
- 商戦前の10月は958億ドル、Prime Day(10月6〜7日)は99億ドルを見込む。
- モバイル比率は期間全体で57.4%、感謝祭は63%。BNPL(後払い)決済の82%がモバイル経由。
- 調査では、オンラインの買い物にAIを使った回答者の77%が「購入に自信を持てた」、69%が「商品を返品する可能性が下がった」と回答した。
集客・販売への影響
- AI経由の流入が前年の2倍以上になる前提なら、AIが読み取れる形で商品情報(価格、在庫、仕様、配送条件)を整えているかが売上差につながる。
- 計測をAI経由と従来の検索経由で分けていないと、伸びているチャネルの寄与が見えない。商戦前に流入の内訳を取れる状態にしておきたい。
- AI利用者の返品意向が下がるという結果は、返品率の高い商材で情報整備の投資対効果を説明する材料になる。
- 10月の段階で958億ドル分の需要が想定されており、11月から準備を始めるのでは遅い。
- モバイル比率が6割近く、感謝祭は63%。モバイルでの表示速度と決済フローの確認を優先したい。
- いずれもAdobeによる予測値であり、実績ではない点は前提として扱う必要がある。
